かがやん写真館

撮ってきた写真に 言葉を添えて…。

万博記念公園 日本庭園へ

お日柄も良く。

梅が元気に咲いていたのだ。

 

 

前回のつづきである。

万博記念公園内にふたつあるうちのもうひとつ。日本庭園内にある梅林へ足を向けることに。

 

この日はまだメジロの姿を見ていないので、出会う期待を抱えての移動である。

 

梅まつりのほかにも、なんか車のイベントだかをやっているようであったけれど、私は車に興味がないので、気にせず気にかけずまっすぐ日本庭園へ。

 

私が若い頃というと皆、免許をとったら車を乗りまわしていた。私も免許をとったものの、家に車がなく、親が買ってやろうかと言ってくれたけれど、丁重にお断りしたのであった。買ってもらった日にゃ、なんだかんだと利用されそうな気がして断ったのだ。

 

以来、ずっと、ペーパードライバーである。

よって自動的に、優良ドライバーでもあるのだけれど、違和感を拭えない私がココにいる。

 

定職に就いて、車でも買おうかと思ったこともあったけれど、定収入だし、高校時代の物理の先生の言葉が、なぜだかずっとココロの中に残っていて車を持たずに過ごしてきた。

 

「車なんてものはぁ~。買うもんじゃぁ~ない。車を買ったら良いわけではない。買ったら駐車場代やらガソリン代、それから保険などなど…。維持費がものすごくかかる。だから車が必要な時には、タクシーを呼べばいいんだ。タクシー代がもったいないという人もいるけれど、車を持つことを考えたらお安いもん。しかもプロの運転手付きなんだからねぇ」

 

物理の授業はさっぱりわからんけれど。

この話はすんなり受け入れることができたのであった。

 

けれど、タクシーもそうそう便利なモノではないことが後々わかることになる。

この話は、また別の機会に書くとしよう。今回は梅林の話なのだから。

 

 

 

日本庭園の梅林は、そんなに規模が大きくなく、こじんまりとしている。

 

ココにもやはりチラホラと人が歩いてた。

けれど、もうひとつの梅林よりかは空いている感じであった。

 

梅林を歩きだしてすぐ。

私は枝が揺れているのを見逃さなかった。

私のつぶらな瞳のピントが、微かに揺れてた枝にカチッとあう。50歳手前にして、手元が見にくくなってきてはいるが、視力はいいのだ。

 

いたぁ~~~~~~~~~~~!

メジロである。

 

ようやく見つけた私は、パシャリパシャリと写真を撮りまくる撮りまくる。ピントがあってなかろうがお構いなしに撮りまくったのだ。

 

撮ってたらだんだんメジロが、私の近くへ寄って来る。

 

寄って来るから私もどんどん撮りまくる。

 

 

いつもだと、トリミングしないといけないのだが。今回はしなくて済んだのだ。だって手の届くあたりまで近寄ってきたのだから。

 

しかし、この絶好の好機。

喜びにココロが震えながら、ガンガンドンドン興奮気味にかつ、余裕なく急くようにパシャパシャ撮ったのがいけなかった。ほとんど使い物にならない写真ばかりとなってしまった。ピントやら露光やら失敗しまくっていたのだ。

 

反省である。

この失敗は次へ生かすこととす。

 

とにかくメジロに出会えてよかったし、うれしかったのだ。

 

メジロとの交流を後に、また梅を愛でる。

正直、メジロに出会えたので、もう帰ってもええかなぁってなもんであったのだけれど、せっかくなんでしっかり見てく。

 

そしたら…。

 

ジョウビタキが横切った!

 

写真を撮ろうと近寄る私。

ある程度近寄られたら距離をあけるジョウビタキ

 

寄る。

離れる。

寄る。

離れる。

繰り返すこと数度。相変わらずのこの距離感。冠婚葬祭にしか顔を見ることがない遠い親戚のごとくの距離感。ムムム、、ムッ、なかなか近くへ行けない。

 

なので少し離れたトコからバシャリ!

やっと撮れたのがさきの写真である。

一応トリミングしてみると以下。

 

思ってたよりも、ピントがあってて私的にはGood!であった。

 

ジョウビタキも見れたし、満開の梅も見れたし、香りもかげた。

満足しつつ、万博記念公園を後にした。駅に向かう時のすれ違う人たちの人数を見て思った。

 

朝いちばんに着といてよかったと…。

 

 

おわり