かがやん写真館

撮ってきた写真に 言葉を添えて…。

明日香村テクテク歩記その3

この時は、

体力温存することも考慮して、

甘樫丘までバスで移動したのだ。

 

ちなみに、橿原神宮東口からバスに乗った場合は、このバス停と逆、少し離れた空き地みたいなトコに、バスは停車します。

 

 

家を出た時の上空は天晴れだったので。

ヨシヨシ…今日も青空の下、写真を撮れるとほくそ笑んだのだが。

 

電車に乗ってから、

ガタンゴトンと目的地に近づくにつれ、

雲行きが怪しくなってきた。

 

せっかくようやく出かけられる時間が出来たというのに…。

晴天ではないのは残念である。

が、

雲の隙間から、陽射しがスポットライトのように、地上を照らすってのも、なかなかに神々しい感じもするので、これはこれでいいのかもしれない。

 

日曜日の朝の電車内。

見てすぐに、山歩きか、ハイキングなんかに行くのだろうという出で立ちの人が多い。

皆、薄く動きやすいながらも、しっかりキッチリ防寒できているのであろう、よく目にするマークがあしらわれている服装を着こなしている。

 

私もこないだ買った。山歩き用のズボンと靴を着用しているが、上半身は白のシャツにМAー1を羽織っているので、ただただ普段着を着たおっさんが、カメラバックを背負って電車に乗っているように見えていたろう。

って、誰がおっさんやねん。

否、今年50歳になるからおっさんかぁ~。

何の成長もしてないのに、年ばかりとってまう。

 

そういえば。

去年の9月に明日香村へ向かっていた時。

朝7時台の駅のホーム。

私が待つ電車がスーッとやってきた。

目の前を過ぎていく車両。

登校する高校生たちの中に紛れ。

ひとりの70代ほどに見受けられるおっさんが、手提げのビニール袋に、餃子の箱を入れて持っている姿が通り過ぎていく。

 

朝から餃子?

しかもパッと見て10ケースはありそう。

何処で買ってきたのだ?

そんな大量の餃子をどうするつもりだ?

ひとりで食べれるの?

それとも大家族がまっているのか?

 

頭の中は、あの通り過ぎて行った、餃子仙人のことでいっぱいになり。いろいろな妄想がふくらんでいく。

そしていろいろ考えてみても、朝から大量の餃子は不自然に思えてならなかった。

 

おっさんが持っていたのは、餃子が入った箱ではなかったのだろうか?

あの手の箱を、餃子が入っている箱にしか認識できない私がおかしいのか。

否、

あれはどう見ても餃子が入っているはず。

 

朝から餃子20人前を食す!

いやはや餃子仙人である。

 

ということで、

私は雲が多めの空の下。

甘樫丘を歩いて、2カ所ある展望台へむかうのであった。

 

ココが入り口である。

入ってすぐ左に休憩できるスペースとトイレがあるのだ。

 

まったく人気がないように見える写真であるが。

管理している人そうな方たちや、近所から散歩しにきてそうな人がチラホラ。

ゆっくり歩けて、なかなか良いのだ。

 

つづく