かがやん写真館

撮ってきた写真に 言葉を添えて…。

彼岸花まつり2022へ…3

稲渕棚田にて

飛鳥駅からシャトルバスに乗り込んだ私。

乗車料金がいるものと思っていたら。なんとこの直通バスは無料であった。

 

うん。

なるほど。

明日香村の人たちの、このまつりに対する気合をすごく感じた気がする。

 

本来ならば歩いて行きたいところであるが。

行きだけでもバスを利用させていただく。体力の温存、そしてバスの中から道を覚える作戦も兼ねているのだ。

 

とにかく、

無料バス!万歳!彼岸花まつり!ワッショイ!なのだ

 

どいういうこと?って思ってはい行けないのである。

考えるな!感じるのだ!

 

バスの中から見える田んぼのあぜ道には、先週来た時よりも彼岸花が多めに咲いているように感じられた。これはもう予想通り。

 

私は前の晩。稲渕棚田ってトコは、メチャンコ彼岸花が咲いているのだろうと考えると、ウキウキワクワクしてしまい。遠足の前の日の小学生のように、なかなか興奮して寝付けないでいた。この歳でまったく大人げない話である。

 

が、

彼岸花が辺り一面に広がっているのを、目前にした時のことを想像したら。ワクワクがおさまらないのも致し方ないのだ。

 

そして、道すがら、流れゆくあぜ道の咲き誇る彼岸花。期待は膨らむばかりである。

 

10分15分ぐらい乗ってたろうか?

思いのほか早く、稲渕棚田に到着した。

 

バスの運転手さんに感謝を述べ、バスを降りる。私は普段、無口な方であるのだが。こういう時には、キチンとありがとうと言えるぐらいの器量はある。無料だったからありがとうということではない。例え無料でなかろうが、ありがとうと言っていたことだろう。

 

なぜなら。

そう。

私は。

ジェントルマンだからだ。

 

紳士的に振る舞うことを、常にココロに思っているわけではない。素で行動していることが紳士的な行動になってしまう。つまり私は天然のジェントルマンであり。保存料無添加の真のジェントルマンなのだ。

 

ということでジェントルかがやんは、一番前の座席に陣取っていたにもかかわらず。他の乗客に先を譲り、一番最後のオオトリでニヒルに運転手に礼を述べバスを降りた。

 

降りてからドコに行っていいのかわからなくて、一瞬、ホゲ~っとしたジェントルかがやんであるが、先にバスを降りた人たちの後を、道に迷ってませんよ感を出すことを忘れずに追ったのであった。ここらへん。ぬかりがない。姑息なジェントルかがやんである。

 

っと、話が長くなりそうなので、続きはまた。

 

おわり