かがやん写真館

撮ってきた写真に 言葉を添えて…。

再び…4

 

この話もいよいよ目的地に到着。

まぁ、元々は生駒山上遊園地まで歩けるだろうと踏んでいたんだけれど。

半世紀近く生きてきたおっさん(誰がおっさんやねん…、否、あってる!しかし最近では年齢の割に若く見えますね、なんて言われたりしているのだ。昔ならもう初老だろうが、まだ独身だし、もう少しお兄さんでいさせてもれえまいか。もらえませんか。そうですか。すみませんでした)が狼狽するほど汗を掻いてしまったので、泣く泣く中間地点の宝山寺さんが目的地にしたのである。

 

気ままな散歩の延長である。

目的変更は、私にとって常なのだ。

 

この鳥居前の階段から。雰囲気がガラリと変わり。この先からは、木々に囲まれているということもあってか。木陰ではとても涼しく感じられる。

 

鳥居を抜けると土地が開け。駐車場みたくなっていた。少し離れた右側奥に、交通安全と書かれているような社が見えたけれど、到着したばかりの私は足を向ける気になれず。人も車もほどほどにいらしたので、写真も撮らず。へぇ~ってな感じで眺めつつ、とにかくハンカチで汗をぬぐいまくり、水分補給に専念していたのである。

 

ということで、私は入り口である門前の階段の前で、汗が引くまで休憩とした。

汗を掻き、息も切れていたが、筋肉疲労的には何ともなく、その場でヒンズースクワットを100回連続、否、97、92、90…50回ぐらいならば滞りなく、こなすことが出来るほどであったろう。

えーっ、つまりまだまだ余裕があるということである。

 

私が涼んでいると。

ご住職であろうか?

見るからに僧侶とわかる方が、私におはようございますと挨拶をするもんだから。

 

常識人であり、小柄な男であり、肉うどんが好物である私は、キチンとおはようございますと返す。

 

と同時になんで?となった。

 

以前にこの関連記事で書いた女性。おそらくは山歩きをしてらした女性が、見知らぬ怪しく見えかねない私に、笑顔で挨拶をしてきたのは、山歩きの常であるからまだわかる。真面目な人ほどこの暗黙のルールを守り。見た目に汚らしい近寄りがたいおっさんであっても、挨拶をするのだろ。

 

が、

しかしである。

汗をぬぐいまくっている一般人と僧侶。

この間で挨拶は成立するのか?

 

ま、

するのかどうかと言われれば、するのかもしれない。

 

お寺の人は、お寺に来たのであろう人には、片っ端から挨拶するものなのかもしれない。

 

ま、ま、今思えばそうだけれど。

この時の私は、お寺に関する業者さんと間違ってあいさつしたのではないのかな?なんて思いいたり。そうではないとにと、申し訳ない気持ちになったりするという、ナイーブな一面も持ち合わす、という私なのであった。

 

ということで、いよいよ宝山寺へ突入であるが。

また、話が長くなってしまったので、ココでひとまず区切らせていただきます。

 

 

おわり